昨年の夏に秋田県の抱返り渓谷にある「回顧の滝(みかえりのたき)」という所でずっと以前から撮ってみたかった滝の長時間露光に挑戦しました。何枚か撮影しましたが、滝が白く飛んでしまい以下のようになってしまいました。NDフィルターを持っていかなかったのも悪いのですが・・・。
SILKYPIX DS Proに搭載された覆い焼きがあるのを思い出し、まさか復活しないだろうと思いながらも一応適用してみました。露出オーバーで白とびしていた部分から水の流れが出てきました。これはちょっとびっくりですね!
RAWデータはハイライト部分に多くの情報を持っている為に覆い焼きを適用させたことでディテールが出てきたのでしょうね。
「
自動覆い焼き機能」は露出タブの中にあります。
※
自動覆い焼き機能
一枚のRAWデータやJPEG/TIFF画像から明るさの異なる部分の露出を調整できる技術「SILKYPIX Smart Dodging(スマート・ドッジング)」により白飛びや黒つぶれが発生しやすい輝度差の激しい被写体において、人間の視覚に近い写真表現が可能になります。
また、従来の覆い焼き用のマスクや調整レイヤーを作成したりするフォトレタッチでの作業 とは異なりスライダーで調節できるので、難しいとされていたデジタルでの覆い焼きを誰でも手軽 に行うことができるようになります。
(編集:横山)