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チューリップの色飽和を抑え仕上げる

梅の花も咲き始め、暖かい地域では路地モノの花のお便りもちらほら聞こえてきています。暖かい日差しの中、色とりどりの花が咲き始めると自然とカメラを向けてしまいます。
私は昨年チューリップを少し撮りました。形や色など種類も様々で植え分けられている花壇などはファインダーを見ていても綺麗です。

しかしこの時期、強いトップライトの下チューリップを撮ると、もともと鮮やかなチューリップのコントラストや彩度が強調され色が飽和し階調がなくなってプラスティックのような質感になってしまうことがあります。

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色が飽和していると花弁の部分だけリアリティがなくなってしまい、画面の中で浮いた感じになってしまいます。特に赤の透過光に近いチューリップは飽和しやすい被写体です。

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ファインカラーコントローラで赤の彩度を落とし、色の飽和を抑制しました。また、明度も調整し、彩度低下による色のヌケを抑えました。色が飽和した部分の階調を調整により引き戻すことができるのもRAW現像の特徴ですね。JPEGからレタッチで調整してもクリップしてしまった部分はそれ以上の情報が無いので階調は出てこないと思います。

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ファインカラーコントローラは特定の色の「色相・彩度・明度」をコントロールする機能です。
鮮やかなお花の撮影にもとても役に立つ調整機能ですね。

今回は飽和した部分の階調を引き戻すのに使用しましたが、逆に鮮やかにすることも可能です。


(編集:横山)
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by silkypix | 2009-02-03 17:08 | 被写体別現像例(花)