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SILKYPIX BLOG

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RAW現像ソフトSILKYPIXオフィシャルブログ

シェーディングを使って周辺光量を落としてみる

昨日、車での信号待ち中に撮ったひとコマ。
シェーディングを使って周辺光量を落としてみる_c0168669_17595880.jpg

午後になって徐々に天気が回復し、空を見上げると一面に雄大な雲が広がっていました。
このままだといまひとつインパクトに欠けるので、SILKYPIXで調整をして好みの写真に仕上げてみました。
シェーディングを使って周辺光量を落としてみる_c0168669_180277.jpg

パッとみて、かなり私が表現したいイメージに近づいてきましたが、もう一歩だと感じました。もう少しドアミラーの中の夕景に目を惹かれるようにしたいなと感じました。
このような場合は、レンズ収差補正機能の”シェーディング”を使用します。
”シェーディング”は、画像の周辺で絵が暗くなってしまう周辺光量低下を補正するための機能です。
http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/product/ds3/function/lens_aberration.html

今回はこの機能を使って逆に周辺光量を落とす補正をかけて、中心にほど近い目立たせたい部分を引き立たせようと思います。
サブコントロールからレンズ収差補正をクリックすると下のフローティングウィンドウが出てきますので、左→右の値に補正をかけます。
シェーディングを使って周辺光量を落としてみる_c0168669_183157.jpg

すると、
シェーディングを使って周辺光量を落としてみる_c0168669_1811367.jpg

四隅が暗くなり、イメージどおりの写真に仕上げる事ができました。

ポートレート等の撮影において、背景を整理したい場合などにも活用できますので、ぜひお試し下さい。


(編集:音羽)
by silkypix | 2010-11-24 18:06 | 機能紹介(レンズ収差補正)