SILKYPIX BLOG

/ silkypix.exblog.jp

RAW現像ソフトSILKYPIXオフィシャルブログ

カテゴリ:機能紹介(カラー)( 3 )

「記憶色」を比べてみる

SILKYPIXのメインコントロールにある調整機能「カラー」は、スライダーで彩度を調整する方法と共に、登録されているカラーテイストを選択する方法があります。
その中で、私自身使用頻度が高いテイストが"記憶色"です。

”記憶色”とは、SILKYPIXのマニュアルを読むと、

【忠実な色再現だけが、「綺麗な色」の写真を作るとは限らず、記憶の中に残っている色、あるいはこの物体がこうあって欲しい色は実際にズレがあります。
記憶に残っている色、あるいは期待している色が写真として再現された時「綺麗な色の写真」に見えるのです。このモードはこの記憶色や期待する色の傾向に合わせて色作りを行うものです。】

と言ったような内容がと書いてあります。
例えば、紅葉風景を見て強く感動しシャッターを押したとします。
しかし、その風景写真の色調が液晶モニター上で忠実に再現されたとしても、何か物足りなく感じてしまう、もっと鮮やかだったと感じてしまうのが、”忠実な色再現”と”記憶の中に残っている色”とのズレになります。

そのズレを解消し、シャッターを押した時と同じ感動を与えてくれるように色作りを行ったモードが”記憶色”となります。”標準色”に比べて、鮮やかに表現し彩度が高めになります。
また、”記憶色”には1.2のバリエーションがあります。
「記憶色1」はSILKYPIX過去バージョンの”記憶色”と同等の色再現を行い、「記憶色2」は新しい色再現技術「3次元カラーマッピング方式」を使った、より人間の感覚に近い記憶色を再現するモードとなります。

なかなか言葉では理解しにくいですので、実際にこの夏プールで撮影した写真を、それぞれ各モードで現像し、並べて比較してみたいと思います。
c0168669_1759326.jpg

≪標準色≫
c0168669_17592113.jpg

≪記憶色1≫
c0168669_17593399.jpg

≪記憶色2≫
c0168669_17594755.jpg

≪標準色で彩度スライダーを1.0→1.2に調整≫

このように比較すると、標準色の色再現がなにか物足りなく感じてしまいます。
また、≪標準色≫で彩度スライダーを1.0→1.2に調整≫が、当然ながら一律で彩度が上がり、どことなく不自然な感じを受けますが、記憶色1・2、特に記憶色2は自然に鮮やかにに仕上がり、私的に一番しっくりきました。

SILKYPIX(RAW現像)の大きな魅力は、このようなカラー調整を撮影後にじっくり画面を見ながら調整できるというところですので、色々なカラーモードを試して頂ければと思います。


(編集:音羽)
[PR]
by silkypix | 2010-09-13 18:06 | 機能紹介(カラー)

上野・御徒町モノクロスナップ

6月5日に行われたリコー リングキューブでのセミナーの前に上野から御徒町界隈を撮影しましたので何点かご紹介させていただきます。

c0168669_14373696.jpg


有名な「アメ横」です。生鮮食品から乾物、衣料品まで様々なものが売られています。
都内でも独特の活気のある街です。

c0168669_14392345.jpg


着いた時はお店も開店前の準備で忙しそうでした。リコー様のセミナー当日と言うこともあり今回はGR Digital2だけを持っての撮影です。RAWモードで撮影し現像時にモノクロに設定しています。

c0168669_14424390.jpg


モノクロに変換し、調子を調節してあります。ブログに何枚か写真を掲載するにあたって、統一感を持たせるために全てのコマに一度同じパラメーターを設定し、そこからの微調整に留めています。

c0168669_14453112.jpg


私の親戚のお墓がこの界隈にあるため、上野には子供の頃から良く来ている場所でした。今回は久しぶりに訪れてみたのですが雰囲気は30年前の当時の面影がたくさん残っていました。

c0168669_14483651.jpg


しかし、小さなカメラ一つで小さな路地を撮り歩いていると実に楽しいものですね。
私はGR Digitalにファインダーを付けていませんが今回はかえって良かったかも知れません。

c0168669_14513092.jpg


個人的に、ファインダーを覗くとついつい撮影に集中しすぎてしまう癖があるような気がします。

c0168669_1453241.jpg


それが背面液晶ですと、なんとなく周囲も気にしながら自然に撮る事ができました。

c0168669_1457262.jpg


アメ横は飲食店も結構多く、事前に調べておけば良かったと少々後悔。土地勘の無い所での現地での飲食店選びは少々悩みますが皆様はいかがでしょうか?

c0168669_151273.jpg


今回の滞在は一時間弱という比較的短い時間でしたが改めてゆっくり来てみたいと思いました。

c0168669_1523987.jpg


最後にちょっと通りを見下ろせる場所からの撮影です。モノクロにしたせいもあり、やっぱり何処となく昭和の雰囲気があり懐かしい気分になりました。

【ちょっとワンポイント】

今回のほとんどの写真では覆い焼きを「30」前後に設定しています。

▼覆い焼き「0」
c0168669_1523577.jpg

お店の中が暗過ぎて良く見えない状態です。露出補正で明るくすると手前の発泡スチロールなど明るい部分は白とびしてしまいますね。

▼覆い焼き「30」
c0168669_1524326.jpg

お店の中が少し明るく、見えるようになってきました。
今回は影の雰囲気は残したかったので、覆い焼きをあまり強くしないで「30」程度にしました。

(編集:横山)
[PR]
by silkypix | 2010-06-11 15:04 | 機能紹介(カラー)

空の赤みを調整する

GWのハイシーズンを避け先日那須へ行って参りました。中でもつつじ吊橋という所ではちょうどつつじが咲き始めており、新緑の中で一際鮮やかに見えました。
撮影してみてたまにあるのが空の色の赤みが少し強くなってしまうことです。

c0168669_113538100.jpg


これはセンサーの特性なのか、実際の空の色がこのような色だったのか私は判らないのですが、希望としてはもう少し赤味を取りたいと思います。

c0168669_11372695.jpg


ファインカラーコントローラで紫の部分を少し水色側(-2)に調整しました。

c0168669_11401717.jpg


赤味が取れました。
ファインカラーコントローラは特定の色の

○色相
○彩度
○明度

を調整できる機能で指定した部分の色以外にはほとんど影響がありません。
この例ではつつじの赤や葉っぱの緑などに変化は無く、空の色だけが変わっているのがおわかりいただけるかと思います。

※雑感
空の色を変えただけでつつじや葉っぱも少し鮮やかに見えますね。やっぱり色の見え方・感じ方というのは相対的なもので、バランスによって変わってくるのかも知れません。その辺りの見せ方も含めて写真は奥が深いですね。

(編集:横山)
[PR]
by silkypix | 2009-05-26 11:46 | 機能紹介(カラー)
|