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RAW現像ソフトSILKYPIXオフィシャルブログ

カテゴリ:野鳥撮影入門( 11 )

シャープネスとノイズリダクションの微妙な関係

前回、動体撮影とノイズというタイトルで高感度撮影の提案をしたのですが、今回はその続報としてシャープネスとノイズリダクションの相関関係と、調整手順などを考えてみたいと思います。

今回の写真はこちらの「シロハラ」の写真を使ってみたいと思います。
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このサイズに縮小してしまうとややわかりにくいので、羽根の部分を拡大した写真がこちらです。

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やはりかなり偽色が目立ちますね。今回はこれをどのように補正していくかを考えていきたいと思います。
まずは、偽色抑制で色ノイズを抑制します。

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色ノイズはほぼ取れました。ザラザラ感(輝度ノイズ)はあまり目立たないので今回はノイズ整列をわずかにかけるのみでノイズ除去はかけずに次へ進みます。次は、やや輪郭が甘く感じるのでシャープネスをかけてみます。

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ここでひとつ注意しなければならないのは、消しきれなかったノイズの輪郭もシャープネスは強調してしまう場合があるため、シャープネスをかけたらせっかく消したざらつきが増してしまったというケースが起こります。
これを抑制する機能が、ノイズキャンセラです。こちらも、ノイズ整列やノイズ除去と同様、かけすぎると解像感を損なうので、最小限に留めるのがコツです。

いかがでしたでしょうか?
ノイズリダクションはかけすぎると解像感を損ない、シャープネスはかけすぎるとザラザラ感を強調してしまいます。
互いの機能が相反するため、パラメータの調整は迷うところですが、このようにノイズリダクション>シャープネス>ノイズキャンセラの順に調整することで、比較的楽に調整出来るのではないでしょうか?
いかがでしたでしょうか?今回は全体の流れをざっくりと説明してみました。次回からは引き続きノイズリダクションとシャープネスのパラメータ調整のコツを考えていきたいと思います。

(編集:田辺)
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by silkypix | 2010-02-09 17:52 | 野鳥撮影入門

動体撮影とノイズ

野鳥の写真を撮り始めてからというものすっかり野鳥写真の魅力に取り憑かれている田辺です。

やはり、超望遠で被写体を大きく切り取ったからには、羽毛まできちんと解像した写真を撮りたいと思うのですが、なかなか上手くいかず試行錯誤を繰り返す毎日です。

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このように、止まっている被写体であれば多少ましですが、トビモノなど動きの速い被写体をぶらさずに撮影しようとするとどうしてもシャッタースピードを上げる必要があり、絞りを開放して、更に感度をあげざるを得ないという状況があります。
ただ、感度を上げると当然ながらノイズが乗ってきます。ノイズが解像感を損なうのでは本末転倒です。どうしたらいいのでしょうか?下の写真をご覧下さい。

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このようにシャッタースピードをあげきれず、ぶれてしまった写真はもうどうしようもありませんが、ノイズが乗った写真はSILKYPIXで補正できるので、上手くノイズリダクションを追い込んで、解像感を損なわずにノイズを消すことができれば事ができれば、安心して感度を上げることができるのではないかと考えています。

適切な調整パラメーターの値は、撮影時の状況によってまちまちなので、私はこれで良しという答えを見つけられていませんが、この辺を今後の課題として方法論を模索していきたいと思います。

(編集:田辺)
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by silkypix | 2010-01-26 18:44 | 野鳥撮影入門

【野鳥撮影入門】BORG(ボーグ)を使ってみました

以前からもう少し長いレンズが欲しくて(株)トミーテックから販売されているBORGという天体望遠鏡を注文していたのですが先日届きました。さっそくEOS40Dに付けてみました。(1.4倍のテレコンバーターも付けました。)

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今回は2種類購入したのですが、これはBORG45EDIIというコンパクトなものです。
最近知ったのですが天体望遠鏡の世界で「~ミリ」と呼ばれているのはレンズの口径の事で、カメラ用のレンズのように焦点距離では無いようです。BORG45EDIIは45ミリとなっています。
望遠鏡の焦点距離というのは、

焦点距離 = 口径 × F値

となるようでBORG45EDIIの場合

325mm = 45mm × F7.2

となります。これに1.4倍のテレコンを付けると

455mm =  325mm × 1.4X

さらにセンサーの画角で言うとEOS40DがAPS-Cで1.6倍ですので

約700mm = 455mm × 1.6

となりました。
今まで遠くて撮れなかったフィールドや、小さな鳥で警戒心が強くなかなか近付けなかった場合など重宝しそうな気がします。写真では大きく見えますが意外と軽いのに対して鏡筒はしっかりしています。バラバラにもできますので長距離の持ち運びにも便利そうです。

早速会社の近くでテスト撮影しました。

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シジュウカラの若鳥が小さく囀っていました。黄色いくちばしがかわいらしいですね。今までですと表情や毛並みなどはあきらめてしまう距離だったのですが、ぐっと寄って撮影することができました。
手持ちの撮影でしたので少々ブレていますが、初日なのでレンズとボディの重量バランスが把握できて居ない為で、これは慣れで改善できると思います。それよりも中心部の解像度や周辺部の画質も良い感じです。

野鳥撮影初心者の私の稚拙な画像だけではBORG様の営業妨害になってしまうかも(?)知れないので、興味のある方はもっと素晴らしい作例がたくさん掲載されているBORG様のサイトもぜひご覧ください。

※枝が被ってしまっていますが画像を一枚追加しました。
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(編集:横山)
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by silkypix | 2009-05-14 14:19 | 野鳥撮影入門

【野鳥撮影入門】カワラヒワ

GWは体調があまり優れず近場中心の撮影をしていましたが、地元の撮影ポイントなどを把握する良い機会となりました。やっぱりちょっとした水辺があると色々な野鳥がやってくるものですね。この日は「カワラヒワ」という種類の野鳥が水浴びにやってきました。

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野鳥撮影を始める前ですと、もしかしたらスズメと思って見過ごしてしまって居たかも知れないのですが、良く見るとくちばしが文鳥のような形や色をしています。色も黄色が入っていますが遠くから見るとこの大きさの野鳥はみんなスズメっぽく見えてしまいがちでしたが、野鳥図鑑を一度見ると違いが解るようになってきました。
それでも良く似ていて判別が微妙な種類のものも居ますので鳴き声や行動も含めて経験も必要なのでしょうね。まずはたくさん撮って精進してまいりたいと思っています。

(編集:横山)
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by silkypix | 2009-05-11 10:37 | 野鳥撮影入門

【BORG】デジタル一眼レフに天体望遠鏡で野鳥撮影?

以前より現状のレンズの焦点距離(TELE端350mm)が足りないと考えておりました。下の写真のようなダイサギなど大きな野鳥は比較的撮れる事もあるのですが小さな野鳥はファインダーで豆粒のようにしか見えませんでした。
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カワセミやジョウビタキなどの小鳥はこのダイサギの頭よりも小さいうえに警戒心も強くなかなか近づくことができません。そこでもっと望遠のものを色々物色していたのですが500mmオーバーのレンズですと私の予算に全く合わず野鳥ビギナーとしても手の出し辛い価格帯でした。ちょっとあきらめていた所、トミーテックから販売されているBORGという製品が目にとまりました。BORGはもともと天体望遠鏡でそれをマウントアダプター経由でデジタル一眼レフに付ける「デジボーグ」というものもあるようでした。色々ネットで検索してみたりBORGのウェブサイトを見てみると素晴らしい作例が多数掲載されており是非使ってみたいと思ったのでした。

しかし、これから本格的にフィールドスコープを始めてみようと思っている私にとっては右も左もわからないことだらけの世界ですので今回BORG担当の中川さんにご連絡させていただき概要などを取材させていただきました。中川さんもお忙しい中、快く丁寧にご対応してくださり現在企画中のSILKYPIXの野鳥企画にお力を貸していただける事になりました。

BORGはまだ手元にありませんので今詳しいご紹介はここではできないのですが、まずは私自身勉強させていただいて楽しい企画にしたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。また、野鳥写真を通じて皆様と交流できるのも楽しみです。

(編集:横山)
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by silkypix | 2009-04-24 12:22 | 野鳥撮影入門

【野鳥撮影入門】海辺の水鳥達1

週末は半袖一枚で過ごしても良い位の暖かな気候でした。暑すぎず寒すぎずと言った感じでついついメモリーカード一杯になるまで外に居てしまいます。今週は海辺へ行って参りました。早くも潮干狩りをしている方も来ていました。海には「シギ」の仲間「イソシギ」「ハマシギ」が群れでやってきていました。シギはくちばしの長い鳥で、それを使って砂の中から餌を食べます。フィールドが海ともなると350mmの画角でこのような感じです。

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もっと寄りたいと思ったのですが私の手持ちの機材だと350mmが一番長いレンズとなります。テレコンを付けるかどうにかしたいものです。

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そんな中「シロチドリ」が近くを通りかかりました。鳴き声も可愛い鳥ですね。
チドリの歩く姿はチョコチョコしていて見ていても楽しいものです。

(編集:横山)
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by silkypix | 2009-04-20 11:29 | 野鳥撮影入門

【野鳥撮影入門】オナガ

高い木の上の方から「ギューイギュイギュイギュイ」とけたたましく鳥の鳴き声が聞こえて来て、そちらの方を見ると尻尾の長い鳥がとまっていることがあります。大抵高い所に居て逆光で解りづらいのですがよく見ると背中がきれいな水色をした鳥です。

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これは「オナガ」という野鳥で関東以北では街中でも見ることができるようです。頭だけが黒いですね。この野鳥、実はカラスの仲間のようです。何羽かで行動している事が多く、私も撮影時に何度か見かけた事はありましたが高い所から高い所へと木々の間を移動しているので撮れていませんでしたが本日はなんとか写す事ができました。枝の間を縫って無理矢理撮影していますので構図などはイマイチですがまずは写真に収めることができて嬉しかったりします。

(編集:横山)
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by silkypix | 2009-04-16 10:56 | 野鳥撮影入門

野鳥で体感するRAW現像ソフトの解像力

暖かくなってきたこともあって屋外でのロケもまったり気分で行っています。そんなのんびりとした撮影を行っていると動物達も警戒心が解けてきて餌をもらえるかと考えてかどうかは知りませんけれど近づいて来てくれる場合があり嬉しいですね。今日はカモメが一羽私の隣に来て、こちらを見ていました。
せっかくなので一枚撮影させていていただくことにしました。

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おとなしいカモメでしたのでちょっとアップで撮ってみました。後から写真で見てみると、羽毛はとても細くて毛並みも綺麗です。こんな被写体でもRAW撮影はとても有効です。野鳥の羽毛などをできるだけ再現することができます。

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上の写真の①と②の部分を拡大しそれぞれ

○同時記録のJPEG
○RAW現像したもの

で比較したのが以下です。


▼①の部分の同時記録JPEGの拡大
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少し羽毛のディテールが出ていますね。色ノイズは少々強いような気がします。

▼①の部分のRAWから現像したJPEGの拡大
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同時記録のJPEGよりも鮮明に見えます。同じ写真でもRAWデータからSILKYPIXで開くだけで高い解像度や低ノイズの写真に仕上げることができます。

では、②の部分も見てみましょう

▼②の部分の同時記録JPEGの拡大
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▼②の部分のRAWから現像したJPEGの拡大
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やはり鮮明さが違います。

RAW現像ソフトは色調やトーンなどをコントロールするソフトであると同時に、カメラで生成されたJPEGでは得ることのできない高い解像感を得る事ができるというメリットもあります。
カメラの画像処理回路では実装できないような高度な画像処理をパソコンの力を使って行うことでこの高画質を実現する訳なのですが、その解像力が高いのもSILKYPIXの特徴です。

このような構造の細かい被写体を撮影される方もぜひRAW現像をお試しください。

(編集:横山)
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by silkypix | 2009-04-10 11:51 | 野鳥撮影入門

【野鳥撮影入門】ビンズイ

松林などを歩いていると地面をちょこちょこ歩いている小さな野鳥を見ることができます。遠目に見たところ色や大きさもスズメと似ていますが少し寄ってよく見ると全然違う鳥でした。この野鳥は「ビンズイ」という種類だそうです。

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警戒心が強くて少し近づくとすぐ飛んで行ってしまうし小さい鳥ですので撮影に苦労しました。地面を歩いていると落ち葉と同系色で目立たなくなってしまうので、枝にとまるのを待っての撮影となりました。
よく見ると色々な種類の野鳥が身近にも居るものですね。

(編集:横山)
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by silkypix | 2009-04-03 12:35 | 野鳥撮影入門

【野鳥撮影入門】コガモ(小さな鴨)

公園の池をを泳いでいるカモをよく見てみると何種類かのカモが居る場合があります。その中でも一番小さなカモが「コガモ」です。私は最初大きなカモのこどもだと思って居ましたが種類が違うようです。

オスは茶色い頭に紫や緑の模様が入っています。暖かくなってきて水浴びをしているようで気持ちよさそうですね。

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メスは茶色です。

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カモの仲間は人が近寄ってもあまり逃げないので野鳥撮影初心者の私には良いかと思ったのですが、動いているカモにピントを合わせるのも一苦労です。もっと小さくてすばしっこい野鳥も多そうですのでこの先ちゃんと撮れるのかが不安なのですが頑張ってみようと思います。

(編集:横山)
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by silkypix | 2009-03-23 23:41 | 野鳥撮影入門
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