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RAW現像ソフトSILKYPIXオフィシャルブログ

カテゴリ:機能紹介(調子)( 4 )

写真の明暗差を調節する

先日東京都内の下町で、雰囲気に惹かれて古いたたずまいのラーメン屋に入りました。
概観だけではなく店内もノスタルジックな雰囲気で、昔ながらのすりガラス越しに外の
光がやさしく入っていました。

SILKYPIXの初期設定ではこんな感じの写真になっております。

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この写真を表現意図に合わせて2パターンの調子で現像してみました。
今回は調子のプリセットから選択してみます。
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▼まずは超硬調
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向かって右側からの光に当たっている部分がより明るく強調されました。
奥の暗い部分や、人物の左側などの影はより暗く表現されました。
外の暑さや店内の涼しさなどを表現したい場合にはこちらが良いかなと思いました。

▼次に超軟調
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これもアリかな。と思います。
超軟調に設定することで外からの光が柔らかく感じますし店内への光の周り具合も
優しくまったりとした雰囲気です。

このように表現意図に応じて調子でちょっと味付けしてあげるだけでも思ったとおりの
イメージに近づけることができますのでぜひお試しください。

(編集:横山)
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by silkypix | 2010-10-01 12:44 | 機能紹介(調子)

コントラスト中心で布の質感をコントロールする

真夏日が続いていて寝苦しいのですが、洗濯物は良く乾いてサラサラで気持ちが良いですね。
ジーンズなどもパリッと乾いて洗いたてはお日様の匂いがします。

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15年位前に古着で購入したものなのですが、そこからさらに15年位前のものですので、現在からですと約30年前の物になります。結構汚れたり傷んだりしていますがデニムらしい色になってきています。
今回はこの仕上げに至るまでの幾つかの選択肢をご紹介したいと思います。

今回調節したのは調子の中にある「コントラスト中心」という項目です
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まずは調子からコントラストを2.15に設定し硬調にしたものです。
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コントラストを強めたことによってデニムの濃淡を強めに強調しました。
この画像のヒストグラムがこちらです。
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この写真を元に「コントラスト中心」を調整し仕上げていきます。

1.「コントラスト中心」を「強」側に設定した場合
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暗い部分の比率が多くなる為、デニムの濃い部分の色が濃くなりはっきりしてきます。
この画像のヒストグラムがこちらです。
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左側の山が高くなっていますね。暗い部分の情報が多くなったことが判ります。


2.「コントラスト中心」を「弱」側に設定した場合
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明るい部分の比率が多くなる為色落ちした部分の階調表現が豊かになります。
この画像のヒストグラムがこちらです。
c0168669_11115820.jpg

山が右肩上がりになりました。明るい部分の情報が多くなったことが判ります。

2つの写真を見比べて、どちらの仕上がりにするか迷いましたが、

デニムのハードさを表現したければ1
デニムの色落ちの質感を表現したければ2

かな?と考えました。

悩んだ結果私が選んだのは
2.「コントラスト中心」を「弱」側に設定した場合
でした。やっぱり、スレた部分や色落ちした部分に愛着があるのでしょうね。


同じ写真でも意図によって仕上げ方の方針も変わってきますね。そんな事を考えながら現像してみるのも楽しいものです。

(編集:横山)
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by silkypix | 2010-07-23 11:23 | 機能紹介(調子)

Night Photo Vol.5 夜のガソリンスタンド

昼間が少し蒸し暑くなって来ましたが、夜はまだ過ごしやすい気温です。
それでも少し足を伸ばして自転車を漕いでいると喉が渇くことがあります。
最近はガソリンスタンドにドトールコーヒーが併設されている所もあり、夜遅くまで営業しているのでたまに立ち寄ったりしています。そこで気づいたのですが、夜のガソリンスタンドの照明はとても良い雰囲気ですね。

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ダウンライトっぽくなっていましたので自転車を置いて撮ってみました。
思ったよりもスポットライトの効果が弱く感じたので「ギラリ感」を狙ってコントラストを高めの設定にしました。

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街の照明なども効果的に使って演出してみるともっと面白い写真も撮れるかも知れませんね。

(編集:横山)
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by silkypix | 2010-06-18 19:04 | 機能紹介(調子)

【ガンマ】柔らかい雰囲気に仕上げる

9月に入りだいぶ涼しくなってきました。学校が夏休みの間は平日でもひと気の多い海岸ですが、学校が始まると、遊んでいる子供たちの数も減り静かな海辺に戻ります。
そんな夏が終わった直後の海岸の静けさが好きでたまに写真を撮りに出かけたりします。
気分によって機材を使い分けたりしているのですがこの日の撮影は「Auto NIKKOR-S.C 50mm F1.4」という、とても古いレンズを付けてのんびり散策していました。私の持っているこのレンズは前玉が経年劣化で少し黄色くなってしまっているものなのですが、デジカメのAWB設定で撮るとその黄色さを補正してくれるのかどうかは良くわかりませんが、WBが逆に青く(水色っぽく)なったりまします。そのせいもあって色も多少濁って写るのですが、それもこのレンズの個性だと思っています。

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人が居ない分広く感じる砂浜を家族連れの方が散歩に来ていました。少し遠景でフォーカスが甘くなるのは解っていましたが、あえて絞り開放で撮影してソフトな感じにしてみました。ある程度現像してから、当日の雰囲気を踏まえて全体的な色調をもう少し淡い感じにしたいと思いました。

彩度を落とす事も考えましたが、色がくすんで来てしまいますので今回はガンマを強めに設定する事で淡い感じを強調しました。

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ガンマは中間調の明るさを調節する調子の機能で強くすると中間調を中心に明るくなります。

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中間調が明るくなることで全体的に淡い感じになり、柔らかな雰囲気になりました。
当日の現場の雰囲気なども参考にして、RAW現像時に仕上げ方の方針を決めるのも面白いと思います。何年後かプリントを見た時に当時の心境なども思い出せるかも知れません。

(編集:横山)
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by silkypix | 2009-09-04 17:13 | 機能紹介(調子)
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