SILKYPIX BLOG

/ silkypix.exblog.jp

RAW現像ソフトSILKYPIXオフィシャルブログ

<   2009年 02月 ( 27 )   > この月の画像一覧

ビネガーシンドロームが起きる前にフィルムスキャンを

先日、ある雑誌の編集長の写真のトークショーを聞きに行った時にちょっと気になる事が話題として挙がって居ましたのでご紹介させていただきます。「ビネガーシンドローム(酢酸シンドローム)」と呼ばれているもので古い撮影済みのフィルムから酢酸臭が感じられるようになりフィルムがベトベトになったり縮んで丸まってしまうようです。

詳しくはレールマガジン編集長のブログ「編集長敬白」のこちらの記事をご覧下さい。

現時点では私が生まれる以前のフィルムで起きる現象のようですので、私のポジやネガはこれに該当するものはございませんでした。しかし、保管状態が良くないとカビてしまったり退色してしまったりというのは避けられないようですね。(コダクロームは比較的色の持ちが良いようです。)

そんな事もありますので時間の空いたときに少しづつでもフィルムをスキャンしてデータ化しておくのも保存の方法の一つではないかと思います。フィルムスキャンで付き物なのがゴミの混入と色被りですね。TIFFでスキャンしてSILKYPIXで現像することでこの2つは結構良くなります。

フィルムをスキャンした時の状態です。

c0168669_203117.jpg


青被りが目立ちますし大きなゴミも入っています。ちょっと色も渋い感じですね。

c0168669_2042172.jpg


SILKYPIX DS Proで現像したものです。
ホワイトバランス調整で青被りを補正し、コントラストや彩度の調整を行いました。スポッティングツールでまたゴミも取りました。ポイントはフィルムの雰囲気をできるだけ残す為に完全に補正しないようにしました。この辺りはフィルムの雰囲気を活かしたい所でもありますね。

RAWデータだけでなく過去に撮影されたフィルムもスキャナーで読み込めば綺麗に残しておくことができますのでお気に入りの写真があったら保存状態も含めてたまにはチェックしてみてはいかがでしょうか?

※昔の写真とか引っ張り出して見出してしまうと時間が経つのが早いですよね!

(編集:横山)
[PR]
by silkypix | 2009-02-27 20:10 | JPEG,TIFFの現像

コゲラと寒緋桜

寒緋桜もそろそろ咲き始めてきましたので、降り続く雨の合間に撮影を行いました。桜の木の近くではよく見るメジロも来ていましたが、撮影していると何処かで「コンコン」と何かを叩くような音がしていました。その音の方に近づいて良く見ると小さな鳥がキツツキのように木を突っついているのが見えました。

c0168669_1036618.jpg


後で調べてみると「コゲラ」という鳥のようです。近くは住宅街なのですがこんなに身近にも可愛らしい野鳥が居るんですね。あんまり近づきすぎると驚いてすぐ逃げてしまうので遠くからそっと撮影しました。ここに行けばまた会えるのでしょうか?野鳥の習性も気になってきています。

(編集:横山)
[PR]
by silkypix | 2009-02-27 10:39 | 今日の一枚

夜桜を撮影

先日、帰り道に公園を通ると桜の花が咲いていたので、撮影をしました。
実は撮っている時は桃の花だと思っていたのですが、後から調べると桜の花でした。
今まで桜と桃の違いがあやふやだったので、見分け方を覚えるいいキッカケになりました。

c0168669_105910100.jpg


桜は晴れた日に見るとピンクが映えてきれいだと思っていたのですが、
夜桜も存在感があってとてもキレイですね。今年のお花見は昼間と夜の両方を楽しみたいと思います。

(編集 はるか)
[PR]
by silkypix | 2009-02-26 11:03 | 今日の一枚

雛人形

暖かくなったかと思ったら突然冷え込んだりとまだ天候の安定していない千葉ですが、もうすぐ2月も終り、3月に入ればひな祭りです。
私の自宅にも雛人形が飾られていました。

c0168669_1444189.jpg


海浜幕張の駅にもひな壇が飾られていて、この時期ではあちこちで雛人形を見ることができます。
人形ごとに表情が違っているので、見ていると面白いですね。

(ノロP)
[PR]
by silkypix | 2009-02-25 14:48 | 今日の一枚

倍率色収差の原理

フィルム撮影ではあまり耳慣れない「倍率色収差」ですが、デジタルになってからは広角レンズの画面の隅のほうに強く出て目立つ場合があります。デジタル化される前のレンズなどはこのような収差を想定していない為、強く出てしまうことがあります。そんな収差もRAW現像時に緩和させることで、今まで収差が強くて「使えない」と思っていたレンズが使えるようになるのはオールドレンズファンとしても嬉しいことですね。

倍率色収差とは画面周辺部のエッジに現れる赤や緑の縁取りの事ですが、この補正方法に関しては先日伊藤の方からご説明させていただきましたのでそちらをご覧下さい。

倍率色収差補正ツールについてhttp://silkypix.exblog.jp/10960176/

ではなぜこのような収差が起きるかというと、レンズを通って来た光がイメージセンサーに当たるまでに、RGBそれぞれの色の波長ごとに結像する像の大きさが異なってしまう為です。具体的にどのような事かと申しますと、下図をご覧下さい。

c0168669_143182.jpg


仮にこのような被写体を撮影したとします。
倍率色収差の少ないレンズではこのままの状態で撮影されます。
倍率色収差があるレンズですとイメージセンサー上では以下の図のように記録されることになります。

c0168669_1443561.jpg


この例は赤がズレてしまった例です。ズレた方向に対しては赤い線、また本来赤があるべき所には緑の線が収差として現れます。この為、輪郭部分にのみ縁取りという形で現れるのです。

c0168669_1465363.jpg


上記は青がズレてしまった場合の収差の例です。赤の時と同様なぜ「青」と「黄色」の収差が出るのかが判りますね。
SILKYPIXの倍率色収差補正に「R適用率」と「B適用率」の2つの調整項目が存在するのはこの赤(R)、青(B)いづれにも対応する為です。先日の「倍率色収差補正ツール」で除去しきれない場合はこちらで微調整することも可能です。

c0168669_15105724.jpg


【ワンポイント】

倍率色収差補正ツールはもちろん気になるところを選択するのが望ましいのですが、その中でも以下に挙げるような点に留意して選択してください。


●背景が真っ白に飛んでしまっているような明るい背景の中にあるエッジを避ける。
明るい空などが白く飛んでしまっている背景の場合は収差補正のための着目点として適しません。背景が飛んでしまっているような部分からは、多くの光が差し込んでおり、倍率色収差だけでなく他の収差の影響を強く受けた色づきが混在してしまいパラメータを追い込みずらくなるためです。


●エッジは、画面中心に対してできるだけ直交するエッジを選択する。
倍率色収差は、色ごとの結像倍率が異なるために発生する色づきです。したがって、画面中心からの放射状の線やエッジでは発生しにくく、直交するエッジで発生し易くなります。補正ための着目点としては、できるだけ直交する部分を選択することでパラメータの追い込みが楽になります。


●エッジは、できだけ画像の周辺部分を選択する。
倍率色収差の影響が大きいのは、画像の周辺部分です。正確に言うと画像の中心点から遠ければ遠い程、大きな色づきが現れます。調整に際しては、できるだけ画像周辺を着目点としてください。

(編集:横山)
[PR]
by silkypix | 2009-02-25 14:21 | 機能紹介(レンズ収差補正)

【レンズ収差補正】画像周辺部の色ズレを補正する

最近、鉄道写真に興味を持ちカメラを連れて近郊の沿線へ出かける機会が増えました。それというのもSILKYPIX特設サイト「鉄道写真掲示板」に投稿いただいているみなさまの写真に感銘を受けたのが切っ掛けです。

最近では通勤時や外出時にも車窓から撮影ポイントを探したり、インターネット地図でロケーションを確認したりしています。

この写真は房総半島の太平洋側を走る外房線沿線で撮影したものです。
c0168669_1443745.jpg


ピントなどを確認しようと等倍表示にして見ていると画像周辺部のコンクリート柱に不自然な色づきがあるのを発見しました。この色がズレた様な現象が「倍率色収差」ですね。

c0168669_14433545.jpg


この特性は広角系のレンズで出やすいらしいです。確かにこの写真は広角側で撮影したものです。
こうなってくると他の画像も気になりチェックすると… ありました。
この近辺の構図・倍率で撮影した画像には同じように色ズレが確認できました。

さて、ここで登場するのがSILKYPIXの「倍率色収差補正」です。
倍率色収差補正はメニューの[表示]→[レンズ収差補正]の中にあります。
補正の方法はとてもシンプルで、倍率色収差補正ツールをクリックして、色づきが気になる部分を囲みます。
c0168669_14442156.jpg

c0168669_14465643.jpg


これだけで、簡単に色のズレを補正することができます。

c0168669_14471648.jpg


この倍率色収差ですが、特殊加工などが施された高価なレンズではその特性が軽減されるようですが、カメラ本体と同等あるいはそれ以上の品物となるとなかなか手が出せませんよね…。

写真全体の色味や雰囲気の調整はとても大切なことですが、細部への気配りも大切にしたいですね。

(編集:伊藤)
[PR]
by silkypix | 2009-02-24 15:18 | 機能紹介(レンズ収差補正)

菜の花などの黄色い花の現像

先日近くの川沿いのサイクリングロードを散歩していた時に川の土手に菜の花がたくさん咲いていました。そこあった看板を見ると近くの小学生達が種を撒いたものだそうです。それを見にたくさんの人がきていましたし、ミツバチも飛んでいました。地元のお子様たちのこういう活動が成果を結んで良かったですね。なんとなく微笑ましいです。

今回は菜の花のような黄色い花の現像についてです。
黄色い色の中でも菜の花のような鮮やかな黄色は露出の決定が難しい被写体だと感じました。
まずはカメラのAE任せで撮影したもので露出補正は「なし」のものです。

c0168669_15372141.jpg


少し花の黄色がくすんだように見えます。色のヌケが良くないと申しましょうか。

c0168669_15373727.jpg


SILKYPIXで現像時にプラス補正を行いました。黄色が鮮やかになりました。
このように菜の花などの黄色は色味自体が露出に影響を受けやすい特徴を持っています。

下のグラデーションは各色の暗部方向へのグラデーションをシミュレートしたものです。
c0168669_15101798.jpg


他の色に比べて黄色が一番早く濁って見えるのではないかと思います。
ですので少しアンダー気味になってしまうと写真自体もくすんで見えてしまうのかも知れないですね。

菜の花の撮影や現像を行う場合は露出の決定が一つのポイントですね。

(編集:横山)
[PR]
by silkypix | 2009-02-24 15:16 | 被写体別現像例(花)

野鳥の名前がわかりません

先日野鳥の撮影をしてきた時のものですが、調べても種類の判らない鳥がいます。

c0168669_14163328.jpg


この写真なのですが、真正面から撮影したために模様など詳しい事が判らず、インターネットの野鳥図鑑なども参照してみたのですが、決め手となるものが見つけられませんでした。何かの子供なのかとも考えてみたり。どなたかご存知の方いらっしゃるでしょうか?

[追記]
コメントで教えていただき「ジョウビタキのメス」であることが判明致しました。ありがとうございます!

(編集:横山)
[PR]
by silkypix | 2009-02-23 14:19 | 今日の一枚

野鳥撮影と花粉症

良く晴れた暖かな一日でしたので自宅近くの公園へ散歩に行きました。丁度梅の花が満開で梅の木の下で家族連れの方々がお弁当を食べたり、ワンちゃんの散歩をしていたりしていました。公園の中を流れる小川には小さな鳥が水を飲みにやってきたようでした。

c0168669_2115927.jpg


この公園には野鳥撮影のポイントもあるようで近くを通りかかりましたが、今の時期私は花粉症の為くしゃみをしてしまうとご迷惑をかけてしまいそうでしたので今回はそこで撮るのを自粛しました。撮影時も集中できなくて・・・花粉症は辛いですね。

(編集:横山)
[PR]
by silkypix | 2009-02-21 21:18 | 今日の一枚

【シャープ】猫の毛並みを優先して仕上げてみる

先日、小湊鉄道というローカル線に撮影に行った時の事ですが、ローカルなだけに次の列車が来るまで一時間以上間があいているんですね。駅周辺も山間部ですので特に何も無い感じです。まいったなぁ。と思いながらも仕方が無かったので駅のホームのベンチで待つことにしました。この駅には猫が何匹か住みついていて最初は私のことを警戒しておりましたが、さすがに誰も居ない駅で一時間も一緒に居るとちょっと心を許してくれたようですので撮影させてもらいました。野良猫は最初警戒心が強い場合も多くてこんな瞬間が嬉しかったりします。可愛らしいですね。

c0168669_1455877.jpg


今回は猫のような柔らかい毛並みを持っている被写体のシャープについてご紹介したいと思います。
シャープの適切な量というのも一概にどのように仕上げるのがベストだと言うことは言えないので非常に難しいのですが今回は「毛並みを柔らかく」という観点で現像してみます。

c0168669_14124358.jpg


上の写真からSILKYPIXの初期設定のまま○の部分を拡大して見てみます。
皆様の写真の場合はピント面のどこかを拡大してください。

c0168669_1413518.jpg


猫の白い髭と背景の境界線に黒い縁取りがありますね。これはシャープによって輪郭部分のコントラストが強調されてしまった為だと思います。色と色の境界線には出にくい輪郭ですが明るさの境界線では被写体によっては出て、気になる時があります。今回の場合、初期設定ではほんの少しシャープが強いと感じました。

c0168669_14185516.jpg


シャープタブの中から輪郭強調を少し弱めて縁取りが消えるように調整しました。

c0168669_14205695.jpg


結構シビアな調節になるのですが、こうしてシャープ過多による輪郭の縁取りを薄くしてあげることで、出力時にアンシャープマスクをかけた時の耐性も向上します。縁取りがついたままアンシャープマスクをかけると縁も強調されて輪郭が強調されすぎてしまうのを抑えることができる為です。


【シャープに関する雑記】
よく「シャープの適正値はどうやって決めれば良いのでしょうか?」
というお問合せを承りますが、使用機材や写真の閲覧状況によって適切なシャープは変わります。

●機材関係
 使用したレンズの特性
 カメラの画素数
 ローパスフィルターの特性
 画像処理でのローパス効果(ノイズリダクション等)

●被写体
 被写体の特性(柔質なものか硬質なものか)
 撮影意図
 被写体の画面内での大きさ

●閲覧環境
 出力サイズ
 鑑賞距離

私が認識しているだけでもこれ位の要素によって適正値は変わってくることがございます。

ただ最終出力物(プリントまたはモニター)で見たときに線におけるギザギザや縁取りをギリギリで抑えた所辺りが落とし所ではないかと考えています。

(編集:横山)
[PR]
by silkypix | 2009-02-19 14:41 | 機能紹介(シャープ)
|