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ビネガーシンドロームが起きる前にフィルムスキャンを

先日、ある雑誌の編集長の写真のトークショーを聞きに行った時にちょっと気になる事が話題として挙がって居ましたのでご紹介させていただきます。「ビネガーシンドローム(酢酸シンドローム)」と呼ばれているもので古い撮影済みのフィルムから酢酸臭が感じられるようになりフィルムがベトベトになったり縮んで丸まってしまうようです。

詳しくはレールマガジン編集長のブログ「編集長敬白」のこちらの記事をご覧下さい。

現時点では私が生まれる以前のフィルムで起きる現象のようですので、私のポジやネガはこれに該当するものはございませんでした。しかし、保管状態が良くないとカビてしまったり退色してしまったりというのは避けられないようですね。(コダクロームは比較的色の持ちが良いようです。)

そんな事もありますので時間の空いたときに少しづつでもフィルムをスキャンしてデータ化しておくのも保存の方法の一つではないかと思います。フィルムスキャンで付き物なのがゴミの混入と色被りですね。TIFFでスキャンしてSILKYPIXで現像することでこの2つは結構良くなります。

フィルムをスキャンした時の状態です。

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青被りが目立ちますし大きなゴミも入っています。ちょっと色も渋い感じですね。

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SILKYPIX DS Proで現像したものです。
ホワイトバランス調整で青被りを補正し、コントラストや彩度の調整を行いました。スポッティングツールでまたゴミも取りました。ポイントはフィルムの雰囲気をできるだけ残す為に完全に補正しないようにしました。この辺りはフィルムの雰囲気を活かしたい所でもありますね。

RAWデータだけでなく過去に撮影されたフィルムもスキャナーで読み込めば綺麗に残しておくことができますのでお気に入りの写真があったら保存状態も含めてたまにはチェックしてみてはいかがでしょうか?

※昔の写真とか引っ張り出して見出してしまうと時間が経つのが早いですよね!

(編集:横山)
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by silkypix | 2009-02-27 20:10 | JPEG,TIFFの現像

【スポッティングツール】自動消去で空のゴミを取る

風景写真で遠景を撮影する時にはピントが甘くなるのを嫌って少し絞り気味にすることがありますね。パンフオーカスになった構図の写真は大きく引き伸ばしても見栄えがしますしダイナミックな構図というのも風景写真の醍醐味の一つですね。
絞り込んだ場合に気になるのがセンサーに付着したゴミが写りこんでしまうことです。空などの広い面積の中にポツンと影ができたようになってしまうととても気になります。もちろん普段からカメラのお手入れは重要だとは思いますが、ゴミが写ってしまったものでも何とかして仕上げたいものです。

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SILKYPIX DS Proの「スポッティングツール(ゴミ取り)」の「自動消去機能」はこのような場合に有効な機能です。スポッティングツールはメニューアイコンの筆のマークから呼び出すことができます。

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筆のマークのアイコンをクリックするとスポッティングツールのダイアログが出ます。その中には拡大画像が表示されています。ゴミ取りはここで行いますのでまずはここでゴミの位置を確認し、表示させてください。拡大表示の位置はプレビュー画面上の四角を動かすことでも連動して動かすことができます。

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スポッティングツールにゴミが表示されたらスポッティングツール内のアイコンで「自動消去」を選択してください。自動消去は筆と矢印のアイコンになります。
その後、画面上にある円の大きさをゴミの大きさより少し大きめに設定してください。円の大きさは「サイズ」で変更することができます。

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そのままゴミの上でクリックしてください。自動でゴミが除去できます。
「自動消去」では選択された箇所の周りの画素情報を参照し、自動で自然なゴミ除去を行うスポッティングツールの機能です。特に空など同じ色の面積が広い部分や遠くの木々など特に細かい部分ではパターン検出の精度が上がりますので有効です。

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気になっていたゴミが取れました。
そのまま縮小現像してBLOGにアップロードしたり、プリントしたりRAW現像時にゴミ取りを行うと後工程が楽ですね。

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【スポッティングって何?】
スポッティングは銀塩プリント時にフィルムに付着したゴミや傷などによりプリントに跡が残ってしまった時に行う仕上げの技法です。一般的には修正用の極細の筆で特殊な染料を使いプリントの傷を埋めていく作業の事になります。SILKYPIXのスポッティングツールもその作業を連想し命名しました。フィルムもデジタルも大切な一枚は納得いくまできれいに仕上げてあげてください。

(編集:横山)
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by silkypix | 2009-02-04 16:58 | 機能紹介(スポッティング)
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