アートテイスト企画 創像 第3回 「デジタルクロスプロセス」テイストのご紹介です。
クロスプロセスとはポジフィルムをネガ現像したり、またはその逆を行う事で独特の調子やカラーバランスを
得るフィルム現像の手法の一つです。
私もフィルムをメインに使っていた頃にはたまにクロスプロセスで現像していた事もありましたが、近所の写真店だとちょっと嫌がられていました。というのもお店の方によるとポジフィルムをネガの現像機で現像すると現像液が汚れてしまうという事でした。ですので当時「現像液を交換する時についでに」という条件付きで処理してもらっていました。さらに、慣れるまで仕上がりも予測しにくいものでしたので気に入らずフィルム一本全てが無駄になってしまったりと何となく手の出しにくい手法だったのを思い出します。
そんな
クロスプロセスをデジタルで再現したもの(以下DCP)を現在公開中です。
DCPイエローを適用

ヴィンテージ感を出すのには良い雰囲気ですね。

敢えて高感度撮影を行うとザラザラ感と共にハードな印象に仕上がります。
DCPレッドを適用

非現実的なファンタジックな雰囲気には良く合いますね。

ベルビアのクロスプロセスっぽい感じです。
DCPグリーンを適用

サイケデリックな被写体などに良いですね。

コントラストも強くなる感じで主被写体をぐっと浮き上がらせる効果も期待できます。
DCPブルーグリーンを適用

全体的にシアンの色被りを起こしたような感じでノスタルジックな雰囲気です。
どう使いこなすかは皆様次第ですので、色がどのように転ぶのか予測のつきにくい
デジタルクロスプロセスのドキドキ感をぜひ体験して楽しんでください。
(編集:横山)