前回はテイストを絡めて写真の後加工を試してみましたが、今回は比較的素直に仕上げて見ようかと思い、谷津干潟で鳥の写真を撮ってきてみました。
谷津干潟は、千葉県習志野市にある東京湾岸に残された数少ない干潟のひとつで、埋立地の中に2本の水路で海とつながる池の様にとり残された少し奇妙な干潟です。
シギやチドリ、カモといった渡り鳥が多く見られ、国指定谷津鳥獣保護区やラムサール条約にも登録されている場所でもあります。
こんな場所が近くにあるのなら行かない手はないと言うことで、鳥というテーマに挑戦してみることにしました。
とりあえずご覧ください。
海草の切れ端と戯れるカワウ…でしょうか?ウミウとカワウの区別がよくわかりません。
海草を咥え上げては放り投げ、ぺたぺたと歩いて拾いに行ってはまた放り投げると言う動作を繰り返す姿は、なかなかにコミカルでかわいかったので撮った一枚です。
水からあがってきたばかりのアオサギです。
飛んできてここに腰をすえた直後で、まだ羽が逆立っています。なんとなく鳥の息づかいを感じられるような気がしたので撮ってみました。
水面で羽繕いをしているカモです。
丸まった仕草と水面に広がった波紋がきれいだったので撮影。
いかがでしょうか?今回は現像時にあまり弄り回さずに仕上げてみました。
先週のような演出された写真もいいですが、こういうわかりやすい仕上げもいいですね。
写真のセオリーなどはまだよくわかっていないですが、写真の仕上げ方もいろいろなスタイルがあっていいのかなと思いました。
(編集:田辺)
今週から、ちょっと残念なことになってしまったボツカットを反省の意味をこめて載せることにしました。
失敗は、成功の糧と言うことで、見苦しいカットですがご覧ください。
アオサギの捕食シーンを狙ったんですが、見事にお尻を向けてくれました。
これ以降も粘ったのですが、ピントが合わなかったり、タイミングを逃してしまったりで結局納得のいくカットは撮影できませんでした。
捕食シーンの撮影に関しては今後の課題にしてみようかと思います。
(編集:田辺)