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SILKYPIX写真部通信 第5回 「創像」の企画秘話 その1

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毎週一回は「SILKYPIX写真部通信」をお届けいたしております。「SILKYPIX写真部通信」では普段、作例などの撮影を行っているSILKYPIXスタッフが旬の話題について対談形式で進行していきます。
私達が撮った写真を中心に、現像、プリントから額装まで写真にまつわることを色々ご紹介できればと考えております。

はじめに「SILKYPIX写真部」のレギュラー部員をご紹介させていただきます。

○写真部 部長 横山
本来は街を中心としたスナップ写真を撮っていましたが、最近は鉄道や野鳥など専門的な撮影を勉強中です。

○写真部 副部長 音羽(おとわ)
若かりし頃は、物撮スタジオで修行した経験があります。
現在は子供の写真を撮る傍ら、また自分の写真を撮り始めました。


音羽(以下、音):6ヶ月連続企画としてスタートしました、アートテイスト企画「創像」ですが、先日2009年10月5日に公開しました「スウィートライト」で第5回目を終え、残すところあと2回になりました。
現在、アートテイスト企画「創像」で公開中の各種テイストですが、ユーザーの皆様から多くのご反響をいただき嬉しい限りですね。毎月公開前は、「皆様に使って頂けるだろうか?」と不安もあるのですが、現在まではユーザーの皆様の”創像力”で、とても上手く活用して頂いています。

横山(以下、横):SILKYPIXでは最初からいくつかのテイストが入っていますが「創像」ではまた違ったコンセプトで展開していますね。この辺りを解説していただけますか?

音:はい。SILKYPIXの本来のコンセプトは、眼で見た画像を如何に忠実に写真で再現出来るかという事に最も力を入れ、またその部分で多くのユーザー様からご評価を頂いていおります。ですので、RAW画像をSILKYPIXで開いて頂いた時点での写真に自信を持っております。その上で、写真の表現方法は自由であり、色々な楽しみ方があって良いじゃないか!という考えから企画したのが「創像」です。最初から入っている10種類のテイストは写真のアクセント、味付けの位置付けですが、今回は更に踏み込んだ表現方法を模索しました。

横:「アートテイスト」と副題が付いているようにどちらかと言うと「アート作品」の方向性なのですね。今回テイストという形で皆様に提供させて頂いておりますが上で音羽が申しているように「表現方法は自由」ですので雰囲気に合ったテイストを選び、調整のスタートにして頂くのも良いと思います。ところで、温黒調、冷黒調デジタルクロスプロセスハードモノクロームなどは従来の写真表現をデジタルでシミュレートしたものですよね。それに対して伝統色スウィートライトはデジタルならではという気がします。そのバリエーションのバランスは意識したものなのでしょうか?

音:現在SILKYPIXを使用されている方は、大きく2つに分かれます。フイルムカメラ時代からの写真の愛好家の方と、デジタルカメラになって初めてカメラを持たれた方。温黒・冷黒調のモノクロ印画紙テイストやデジタルクロスプロセスまたはハードモノクロームはフイルムカメラ時代からの写真愛好家の方が、デジタルカメラになっても同様の表現方法が出来る事をお伝えしたかった部分があります。またデジタルカメラになって初めてカメラを持たれた方には、こんな写真の表現方法もありますと言う事を伝えたかったというのもあります。また、伝統色やスウィートライトは、まさにデジタルカメラだから表現出来る写真の仕上げ方ですね。日本の伝統色は古来より伝わる色彩文化、スウィートライトは時代が求める優しい空気感といったところでしょうか。そういったバランスは確かに意識したものです。

横:よく考えてみるとフィルムとデジタルが共存していて面白い時代にこの仕事をしていると言う実感がありますね。使う側としては選択肢がとても多いと言いますか色々な事ができる時代ですね。それはとても楽しい事だと思いますし、どの機材でどの仕上げ方を目指すのかなど「選ぶ」センスも重要な気がしています。
では簡単に各テイストの解説をお願いいたします。まずは日本の伝統色」についてですがこれは年賀状や暑中見舞いなどのハガキのプリントに良いですよね。

音:そうですね。このテイストは葉書をすごーく意識して作成しましたよね。またちょうどこのテイストを公開する前に、ピクトラン「局紙(インクジェット用和紙)」を知って、まさに相性がばっちりでしたね。
(トップのススキ写真は、日本の伝統色「柿渋色」テイストを適用)

横:今年の年賀状にぜひ使って頂ければと思います。
「ダブルトーン風モノクロ印画紙 温・冷黒調」なのですが、銀塩プリントだと紙の選択で色調を選んでいたのですが普通の紙でもその雰囲気がでますね。

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〈「モノクロ印画紙 温黒硬調」テイストを適用〉


音:最近では、プリンタのドライバーソフトでも温・冷黒調の調整もできますが、やっぱりモニター上で確認してからプリントしたいですよね。また温・冷黒調の選択によって、同じ写真でもがらっと雰囲気が変わります。(一説によると、ヨーロッパでは温黒調が人気があるようです。)

横:最近は「アート紙」と呼ばれている様々な種類のインクジェット用紙が販売されていますのでテイスト同様用紙のセレクトでも遊べそうな気がしますね。私も最近は月光のインクジェット用紙やピクトランのバライタ局紙など色々試しています。個人的にはつるっとした紙よりマットな質感の紙のほうが好きだったりします。

音:最近都内のカメラ機材量販店に行った際、インクジェット用紙の種類の豊富さに驚きました。日本製から海外製、マット系から高光沢系まで、本当に多種多様ですね。私も基本はマット系を使用しますが、場合によっては光沢を使用する事もあります。選択幅が多いに越したことはないですね。
そろそろ次回の予告ですが?

横:次回は、「創像」第3回以降のテイストのご紹介と解説をしたいと思います。

音:今週もお読み頂きまして有難うございました。ではまた来週。
by silkypix | 2009-10-14 18:20 | SILKYPIX写真部通信