先日、千葉県の成田近隣にあります「成田ゆめ牧場」という所で早朝のSL運転を撮影することができました。この早朝運転は一般に開放されている訳ではないのですが、常連さん達を招待しての運行でした。
まだ日が昇る前の凛とした空気の中、蒸気機関車の音やボイラーの中の炎がとても印象的でした。太陽が顔を出すとSLの煙が朝日の照らされてとてもきれいでした。そんな逆光の状態で何カットか撮影したのですが、綺麗だった煙の階調を飛ばさないように露出をセットし撮影するとSLは完全に暗くシルエットになってしまい、柔らかな光という印象よりは硬い印象になりました。
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少し車輌前面の光を起こしたいと思い覆い焼きを使用しました。
覆い焼きは写真の中の暗い部分と明るい部分を自動で判別し、暗い部分は明るく、白とびしている分の階調をある程度復元する機能です。
スライダーで調節するだけですのでとても簡単です。
▼覆い焼き適用後の写真はこちら
黒くつぶれていたSLの色が少し明るくなって色も出てきましたね。また、明るい部分の煙の階調も増しました。
このように斜光且つ逆光の場合の撮影は美しく印象的な場合が多いのですが、なかなか手強い被写体です。その際には覆い焼きである程度階調の調節ができます。
私はリアルタイムでSLが走っていた世代ではないので本物のSLが町を走っている姿はイベントでした見た事が無いのですが、この小さなSLでもとても迫力を感じました。
(編集:横山)